目次
炭酸水のメリットとデメリット
5つのメリット
①疲労回復効果がある
炭酸水に含まれる二酸化炭素は、血管を拡張させて血流を促進します。
その結果、酸素や栄養素が全身に運ばれやすくなり、疲労物質の排出もスムーズになります。
②血液循環が良くなる
前述の通り、炭酸水は血管を拡張させて血流を改善します。
③腸内環境を整える効果がある
炭酸水は、胃から腸に入ると腸内で二酸化炭素と水に分解されます。
この過程で、腸内の蠕動運動が活発になります。蠕動運動が良くなると、便秘の解消や排便のスムーズさにも影響します。
④ダイエット効果がある
炭酸水はカロリーがゼロでありながら満腹感を与えることができます。
その理由は、炭酸水が胃に入ると胃壁を刺激して胃拡張反射を引き起こすからです。
胃拡張反射とは、胃が伸びると満腹中枢が刺激されて食欲が抑制される現象です。
ちなみに炭酸ジュースは糖分があるので逆に太りやすくなりますので間違えないようにしてください。
カロリーゼロの人工甘味料の炭酸ジュースも太りやすくなるのでこちらもご注意くださいね。
⑤ストレス解消効果がある。
イライラ、モヤモヤしたときに飲むと炭酸の刺激で少し解消できます。
ストレスはダイエットの天敵です。
仕事やトレーニング前の気持ちが乗らない時などに飲むとスッキリしてスイッチが入りますよ!
5つのデメリット
①飲みすぎると疲れやすくなる
炭酸水は、二酸化炭素と水が反応してできたものです。
二酸化炭素は血液中に入ると、血液の酸性度を上げてしまいます。
血液の酸性度が高くなると、体内の酵素の働きが低下しエネルギー代謝が悪くなります。
その結果、疲労感や倦怠感を感じやすくなる場合があります。
②胃酸が減ってしまう可能性がある
炭酸水は胃に入ると、胃壁に刺激を与えて胃酸の分泌を促します。
しかし、飲みすぎると逆効果になります。
胃酸の分泌が過剰になると、胃壁にダメージを与えて胃炎や胃潰瘍を引き起こす可能性があります。
③歯が溶ける原因になる可能性がある
意外としられていないのですが、炭酸水はpH値が低く弱い酸性です。
口に含むと、歯の表面にあるエナメル質を溶かしてしまいます。
エナメル質が溶けると、歯が虫歯や知覚過敏になりやすくなります。
特に甘いものと一緒に飲むとさらに歯に悪いです。
甘いものは口内の細菌のエサになり、歯垢や歯石を増やします。
歯垢や歯石はエナメル質をさらに溶かし、歯肉炎や歯周病を引き起こします。
④お腹が張りやすくなる可能性がある
炭酸水は気体を含んでいます。
飲むと気体がお腹に溜まります。
お腹に溜まった気体は消化管を圧迫し、膨満感や不快感を引き起こします。
また、気体は腸内で発酵することもあります。
⑤食欲増進効果がある
炭酸水は、食欲が低下したときにも役立ちます。
炭酸水は喉や舌を刺激して味覚を活性化させます。
最後に
炭酸水をダイエットに役立てたい場合は、メリットとデメリットを把握して上手に使ってくださいね。
少しでも楽にダイエットしたいなら、炭酸水だけでなく、食材、サプリメントなどもメリットやデメリットがあるので、きちんと把握してお役立てください♪