こんにちは。練馬区(NAS光が丘)・池袋(ジェクサー池袋)で活動中の40代以上のダイエット専門パーソナルトレーナーの小村です♪
数年間にわたり在宅勤務が多かったせいか、猫背になっているかたが多くみられます。
改善方法のご相談を受けることも増えてきたので、今回は、猫背だと体が疲れる原因3つと改善方法を紹介します。
目次
猫背だと体が疲れやすい3つの原因と改善方法
猫背とは、背中が丸まって前かがみになる姿勢のことです。
猫背は、肩こりや腰痛などの体の不調だけでなく、疲れやすかったり、見た目にも老けて見えたり、自信がなさそうに見えたりするデメリットがあります。
しかし、猫背を治すのは難しいと思っている人も多いでしょう。
疲れやすくなる3つの原因
猫背の原因は何でしょうか?一般的には、長時間のデスクワークやスマホの使用、姿勢が悪いまま寝るなどが挙げられます。
これらの行為は、胸郭や肩甲骨周りの筋肉を硬くしてしまい、背中を丸めやすくします。
また、腹筋や背筋が弱くなると、体幹が安定せずに前に傾きます。
さらに、ストレスや自己肯定感の低さも、猫背を引き起こす心理的な要因となります。
つまり、猫背は身体的な問題だけでなく、心理的な問題も関係しているのです。
1.筋肉のバランスが崩れる
猫背の姿勢では、胸や首の前面の筋肉が短く硬くなり、背中や首の後面の筋肉が長く弱くなります。
このように筋肉のバランスが崩れると、正しい姿勢を保つのが難しくなります。
また、筋肉の緊張や血流の悪化によって、肩こりや首こり、頭痛などの不快な症状が起こりやすくなります。
筋肉のバランスを整えるには、筋力トレーニング、ストレッチやマッサージなどが有効です。
2.呼吸が浅くなる
呼吸が浅くなると、体内での酸素と二酸化炭素のガス交換の効率が下ってしまい、「疲れやすい」や「だるさ」といった症状が現れます。
ためしに、猫背で深呼吸をした場合と、胸を起こして深呼吸をした場合をくらべてみてください。肺に入る空気の量が全然ちがいますよね。
猫背だと疲れやすくなる大きな原因です。
3.内臓の働きが低下する
猫背の姿勢では、胸郭や腹部が圧迫されて、内臓の働きが低下します。
特に消化器系や呼吸器系に影響が出やすく、胃もたれや便秘、息切れや動悸などの不調を引き起こします。
内臓の働きを高めるには、深呼吸や腹式呼吸、食事の内容や量に気をつけることが有効です。
以上、猫背だと体が疲れる原因3つと改善方法を紹介しました。次は、猫背を改善する方法を3つご紹介します。
猫背を改善する3つの方法
1.自分の姿勢に気づくこと
まずは、自分の姿勢に気づくことが大切です。
鏡やカメラで自分の姿勢をチェックしてみましょう。頭を天井に引っ張られるように持ち上げ、胸を張って肩を下げるだけで、見違えるように変わりますよ。
次に、日常生活で姿勢を正す工夫をしましょう。
例えば、デスクワークやスマホの使用時は、画面を目線より少し上に置くと良いです。
また、寝る時は枕の高さや硬さに注意しましょう。
2.ストレッチ、マッサージでほぐす。
猫背だと、胸と腕をつなぐ筋肉が固くなり、肩が前方に巻いた状態になります。
胸周りの筋肉をゆるめることで、体をまっすぐに起こしやすくなります。
また、同じ姿勢で固まってしまった首や背中周りもほぐしたり伸ばしたりすることでより良い姿勢に改善します。
下記の動的ストレッチがおすすめです。
背骨を1つずつ動かすつもりで、肩甲骨を寄せて背骨を反らし、腕を伸ばしながら背骨を丸めましょう。
肩甲骨を寄せるときに息を大きく吸い、腕を伸ばすときに息を吐きます。
1回につき10~20回。一日に数回にわたり、無理ない範囲で行うことをお勧めします。
トイレに行く前に10回とか決めて習慣化できるといいですよ。
3.筋トレで体幹を強化する。
腹筋が弱いと、おなかの壁を作れずに前方へ折れ曲がりやすくなります。
また、背筋が弱いと、体をまっすぐに起こすことができません。
前と後ろの筋肉をバランスよく鍛える必要があります。
人によって必要なトレーニングや方法が違うので、腕のいいパーソナルトレーナーに教わることをおすすめします。
最後に
猫背は長年の癖や生活習慣によって形成されるため、一朝一夕で治るものではありませんが、コツコツと努力すれば必ず改善できます。
①まずは、自分の姿勢をチェックする癖をつける。
②ストレッチやマッサージも取り入れるとさらに効果アップ!
③余裕ややる気がでてきたら筋トレもを取り入れることで大幅に効果がアップ!いきなり頑張ってあれもこれもやるよりも、継続できることが最重要です。
無理なくできるところからやっていけばOKですよ。猫背を治していつまでも若々しく、健康的で美しい姿勢を手に入れましょう!