プロテインを飲んで失敗しないために知っておくこと

こんにちは。練馬区(NAS光が丘)・池袋(ジェクサー池袋)で活動中の40代以上専門パーソナルトレーナーの小村です。

最近は、プロテイン商品が爆発的に売れています。

コロナ禍ということもあり、ダイエット、健康、美容の需要が拡大しているようです。

ダイエット、ボディメイク、老化防止、美容などにおいてプロテインは間違いなく優先順位の高いサプリメントです。

しかし、プロテインはメリットだけはありません。

プロテインパウダーを飲み始めたら余計に太ったとか、お腹を壊したという話も良くあります。

デメリットも知ってそれを回避すれば、失敗せずに大きな効果を得られるでしょう。

※粉末タイプは、正確にはプロテインパウダーと言いますが、ここではプロテインと記述して話を進めていきます。

よくある症状

便やおならが臭くなる。

プロテインを飲み始めたら便やおならが臭くなったという経験がある方は多いと思います。

僕も経験しています。

これは、タンパク質の影響で腸内環境が悪化したことが原因によるものです。

腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌がいるのですが、タンパク質は悪玉菌勢力を増強してしまい、臭いガスを発生させます。

対策としては、善玉菌の勢力を増やすことです。

・緑黄色野菜、きのこ、海草などで食物繊維を毎食とること。
・納豆、ヨーグルト、キムチなどの発酵食品で乳酸菌をとること。

僕は、プロテインを飲むときは、イソマルトデキストリン(水溶性食物繊維)、ビオフェルミンやエビオス(乳酸菌が入った整腸剤)も同時に摂って対策しています。

下痢になる

乳糖不耐性の方はプロテインを飲むことでお腹がゆるくなってしまうことがあります。

その場合は、WPIというタイプを選んでみましょう。

乳糖などの不純物がかなり取り除かれているのでお腹がゆるくなりにくいです。

もしくは、ソイプロテインやピープロテインなどの植物性タイプに変えてみましょう。

余計に太った

痩せると聞いたからプロテインを飲んだら逆に太ったという事例をとても多く見聞きします。

原因は、食事を見直さずにプロテインを追加しているから。

プロテインはやせ薬ではありません。

ただのタンパク質です。

プロテインはダイエットの強力な味方になるのですが、カロリーオーバーしていたらプロテインも体脂肪として蓄積されてしまいます。

ごはん、パン、スイーツなどの食べ過ぎなものを減らし、その分をプロテインに変えてみましょう。

タンパク質は摂取したカロリーの30%が消化で使われます。

糖質や脂質は5%ぐ前後が消化で使われますから、同じカロリーでもタンパク質が多い方が食べても痩せやすくなります。

吹き出物ができた

①乳製品の摂りすぎの可能性がある。
プロテイン以外にも、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどを好んで摂取する方は乳製品の摂りすぎかもしれません。
乳製品に含まれる「IGF-1」という成長因子が、皮脂の分泌を増長させます。
プロテインも元は牛乳です。
牛乳から余計なものを取り除いたものがプロテインなので、牛乳に混ぜて飲んでいる方はやめた方がいいでしょう。
乳製品が大好きすぎる方は、ソイやピーに変えたほうが良いかもしれません。

②肝臓が弱っている可能性がある。
タンパク質を摂りすぎると、肝臓や腎臓に負担をかけます。
一度、食事を含めてどれくらいのタンパク質を摂っているか確認してみましょう。
通常は体重の0.8~1.0倍くらいです。
筋トレをかなりやる人は、1~2倍近く摂ってもOK。
アルコールを良く飲む人は、肝臓がつかれているかもしれません。
その場合もタンパク質の摂りすぎに注意しましょう。

③食事のバランスが悪い可能性がある。
食事の量、タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミンミネラルのバランスが悪いかもしれません。
全体のバランスを見直してみましょう。

最後に

プロテインを飲む必要があるのは、タンパク質が足りてない場合だけです。

たしかに、僕に相談される方はタンパク質量が少ない方が多く、プロテインを摂取することをお勧めするケースが多いのですが、過剰に摂取しては逆効果。

プロテインを飲んで、期待と違うことがおきたら、

あなたが痩せるためにプロテインが本当に必要なのか、食事量、栄養バランスを一度チェックしてみましょう。

僕はNAS光が丘、ジェクサー池袋で活動しています。

興味がある方はご相談ください。

https://ks-gstyle.com/

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