有酸素運動は太りやすい体質にする?

 

んにちは。池袋・練馬(光が丘)で活動中のパーソナルトレーナーの小村です。


僕は、カウンセリングで「有酸素運動は太りやすい体質にするから、やりすぎに注意してね。

1日20~30程度にしましょう」とご案内しています。

ほとんどの方が、これを聞いて驚かれます。

有酸素運動とは、ジョギング、ウォーキング、水泳、エアロビクスなどのことです。

あなたも「痩せるなら有酸素運動がメインでしょ?」と思われるかもしれません。

ですがそうでは無かったというのが常識になっています。

理由を記載するので参考にしてください。

(※)あくまでダイエットに対してのことなので、有酸素運動が身体に悪いといっているわけではありません。デメリットを理解した上で、健康の為に上手に取り入れていただければと思います。

痩せにくく太りやすい体質にする理由 その1

有酸素運動をすると、エネルギー効率がよくなります。

つまり、あまりエネルギーを消費しないで体を動かせるようになるということです。

もしあなたがそういう体質になると、日常生活で脂肪燃焼の割合が減ってしまい、痩せにくくなってたり太りやすくなってしまいます。

長距離ランナーを例にするとわかりやすいと思います。

細い身体で、20キロとか40キロ走り続けられますよね。

筋肉も細いし脂肪も少ないということは、エネルギーになる蓄えが少ないということなのに長距離走り続けられるのは、少ないエネルギーで動き続けられるようになっているからです。

有酸素運動をメインで続けるということはそういう体質になっていくということを覚えておきましょう。

スポーツには必要な能力ですが、ダイエットをするなら無駄なエネルギーを使う体質の方がいいのです。

 

痩せにくく太りやすい体質にする理由 その2

有酸素運動のやりすぎは、筋肉を減らしてしまう原因にもなります。

長時間動く為には、エネルギーを無駄に使ってしまう筋肉は減らした方が身体にとって都合がいいからです。

筋肉もりもりの人が長時間動き続けることが苦手なのは、筋肉が酸素やエネルギーをガンガン使ってしまうからです。

痩せにくく太りやすい体質にする理由 その3

長時間や高強度の有酸素運動はストレスホルモンのコルチゾールが出ます。

コルチゾールの影響は以下の通り。

①食欲が増す。食欲抑制ホルモンのセロトニンの分泌が抑えられます。

②インスリンの分泌が過剰になり、脂肪を溜めやすくなる。

③脂肪燃焼しずらくなる。

個人的には、①食欲が増すというのをすごく感じます。

逆に、20~30分の低強度の有酸素運動はコルチゾールが上がりにくくなり、運動後のコルチゾールが低下しやすいことが分かっています。

有酸素運動の取り入れ方

以前は「20分以上歩きましょう」といわれてきました。

ですが、実際には数分でも脂肪は燃焼されることが分かっています。

なので、主婦の方なら、朝に家事で10分歩いて、昼に買い物で10分歩くということでもいいのです。

会社勤めの方なら、駅~自宅間を歩いたり自転車をこいだり、会社や駅で階段を使っていればOKです。

わざわざトレッドミルに乗って1時間も走らなくてもいいのです。

筋トレをメインにしましょう。

 

1人でやるなら、筋トレを1日おきに行って、毎日適度に歩く(通勤や家事などで十分)方が効率が良いし長く続きます。

さらに効率よく燃やしたいなら、筋トレをしっかり行って、その後に有酸素運動を20分くらい行えば、とても効率よく脂肪が減っていきますよ。

筋トレが敬遠されて、有酸素運動が人気あるのは、やはり難しいからだと思います。

ずっと同じ動作をしていればいい有酸素運動に比べて、筋トレは種目ごとにやり方や意識の仕方が異なるので自己流でやっても効果が現れにくかったり、怪我をしてしまうんですよね。

そんな不安がある方は、パーソナルトレーナーに相談するのがいいでしょう。

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