こんにちは。練馬区(NAS光が丘)・池袋(ジェクサー池袋)で活動中の40代以上のダイエット専門パーソナルトレーナーの小村です♪
今回は、ダイエット中の体重推移の確認の方法についてお伝えします。
ダイエットを始めると、体重の推移はとても気になりますよね。
トレーニング後に体重が減って嬉しい!
飲み会があって、翌日増えていてショック!
など、測るたびに増えたり減ったりして一喜一憂するかたがほとんどだと思います。
ですが、それはNGです。
結論から言うと、
①体重増減に一喜一憂しない。
②長期で見る必要がある。
③傾向を把握する。
④一週間で一番低い数字を見る。
⑤体重だけで判断しない。
ことが大事です。
それぞれ詳しくみていきましょう。
体重推移の見方
①体重増減に一喜一憂しない。
体重は一日や一週間では大きく変動することは正常なことです。
体重増減に一喜一憂していると、精神的なストレスを引き起こす可能性があります。
過度のストレスは、睡眠不足や不安、うつ病などの心理的問題を引き起こす可能性があります。
また、食事や運動に対する過剰な心配や焦りが、健康的な生活習慣を続けることを困難にすることがあります。
それに加えて、筋肉量や体内の水分量の変化なども影響するため、体重だで判断することはできません。
そのため、体重にこだわりすぎず、健康的な生活習慣を続けることが大切です。
あくまで目安にしておきましょう。
②長期で見る必要がある。
毎日の増減で一喜一憂するのではなく、最低でも1週間の動きをみてみましょう。
そうすると、減ったり増えたりしていることがわかると思います。
健康的に体脂肪を落とす場合は1週間で0.5kg(500g)くらい落ちていれば十分です。
増えたり減ったりしながら、0.5kg程度前後ずつ落として行きます。
そうすると1ヶ月で2kg。
これだけでもみ見た目は随分と変わりますよ。
③傾向を把握する。
毎日一喜一憂するのではなく、体重の推移の傾向を把握することは大事です。
〇毎日減り続けている場合。
嬉しいですが、運動をしすぎたり、食事を減らしすぎの可能性があります。リバウンドのおそれがあるので、注意しましょう。
〇増えたり、同じだったり、減ったりしながら徐々に減っている場合。
苦しくない、リバウンドしずらい順調なダイエットといえます。
〇増えたり減ったりしながらも増えている場合。
食べ過ぎの回数が多かったり、運動をする日よりもしない日のほうが多い傾向にあります。
食事の見直しや、座っている時間を減らしたり、運動を増やしましょう。
〇毎日増え続けている場合。
通常ホメオスタシス(現状を維持する力)が働いているので、毎日増え続けるということは稀です。
しかし、食べ過ぎと運動不足が続きすぎたり、病気がある場合はその限りではありません。
健康診断なども含めて生活習慣を根本から見直す必要があるでしょう。
④一週間で一番低い数字を見る。
一週間で一番低い数字を見るメリットは、ダイエットのモチベーションを維持することです。
体重は日々変動するため、一週間の中で最も低い数字を見ることで、自分の努力が実を結んでいることを実感し、ダイエットを続ける意欲が湧きます。
また、一週間で一番低い数字を目指すことで、短期的な目標を設定することができます。短期的な目標は、長期的な目標を達成するための一歩となります。
毎週目標を設定し、達成することで、自己効力感が高まり、ダイエットの継続が容易になるでしょう。
ただし、一週間で一番低い数字を見ることにこだわりすぎると、体重管理に偏りが生じることがあります。
体重は日々変動するため、一週間で一番低い数字よりも、長期的な視点で自分の体重推移を見ることが重要です。
ダイエットの成功には、健康的な食生活や運動習慣の継続が必要です。
⑤体重だけで判断しない。
体重だけで判断するのは間違いです。
大事なのは体脂肪率が減っていくこと。
筋肉量、水分量、便通、生理、その他ホルモンの影響、睡眠などで結構変わります。
体重が減っていても、それが筋肉や水分だったというのはよくある失敗です。
まとめ
いかがでしたか?
最後にまとめると・・・
①体重増減に一喜一憂しない。
②長期で見る必要がある。
③傾向を把握する。
④一週間で一番低い数字を見る。
⑤体重だけで判断しない。
これらを守って、ダイエットを楽しんでいきましょう!