ダイエットの停滞期で悩んでいるあなたへ

こんにちは。池袋・練馬(光が丘)で活動中のパーソナルトレーナーの小村です。

最初の3ヵ月くらいは順調に落ちてきたのに、そこから先がなかなか落ちないと悩んでいる方はとても多い様です。

今回は、なぜ体重減少が停滞するのか、停滞期を抜けるにはどうすればいいのかをお伝えします。

 

理由その1 停滞期は生命を維持するための正常な反応

たとえば、あなたが体重70キロだったとします。

この体重の期間が長ければ、体はその体重が基準値となっています。

順調に1ヶ月に5キロ落ち続けたとしたら、3ヶ月で15kgも落ちてしまい、基準値から大幅に体重が落ちたとみなされます。

脳はこのまま体重が減り続けたらブレーキをかけないと、生命の維持にも関わってしまう恐れがあると判断します。

なので、代謝を落したりして体重が落ちないように調整するのです。

停滞期は、悪者ではないのです。

 

理由その2 体重が落ちれば、代謝が落ちる

基礎代謝は、体重が多い方が高くなります。

体重70kgのマッチョな人と、体重90kgの太った人では、後者の方が基礎代謝は高いのです。

仮に、女性で身長160cm、45歳、体重70kgの場合、基礎代謝はおよそ1400キロカロリーです。

痩せて60kgになったとすると、1300キロカロリーとなります。

痩せたことで100kcalも基礎代謝が落ちるんです。

 

停滞期を脱出するには?

上記でも説明したように、停滞期は代謝がダイエットが開始よりもダウンした状態です。

脱出するためには、2つのアプローチをする必要があります。

①食事のバランスを見直し、総カロリーを減らす。

体重が落ちなくなったと悩む方は、体重が落ちる前と、落ちた後で食事量が変わっていない場合が多いです。

たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維は減らさずに、炭水化物か脂質で減らすようにしましょう。

ただ食事を減らすだけでは、逆に代謝を落してしまう場合があります。

たんぱく質は代謝を上げるためにも超必須です。

脂質は炭水化物の倍のカロリーを持っているので、脂質を減らす方が楽ですよ。

 

②運動で消費カロリーを上げる。

特に、筋トレは代謝ダウンを抑制し、日中動いているときの代謝を上げる働きがあります。

筋トレの後に、20~30分の軽い有酸素運動を取り入れることも有効です。

 

「○○だけすれば大丈夫」という方法は効果がない。

上記の条件を満たした状態で、プロテインや燃焼系サプリを使ったりするとより効果的です。

逆に、この2つを満たさずに、「○○を飲めば痩せる!」みたいなのに手を出しても効果はほとんどないでしょう。

 

まとめ

①停滞期は身体の機能が正しく働いている証拠

②体重が落ちれば基礎代謝も落ちる

③体重が落ちたら、今の体重に見合った食事量に減らす

④筋トレをする

 

筋トレは身体の変化に応じて内容を見直す必要もありますから、効果を感じられなくなったら専門家に相談してみましょう。

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