こんにちは。練馬区(NAS光が丘)・池袋(ジェクサー池袋)で活動中の40代以上専門パーソナルトレーナーの小村です。
ダイエット中は、筋肉だけでなく〇〇も鍛えないとヤバイです。
ダイエット中の間違いとして、食事を減らすことに頭が行き過ぎてしまって、必要な栄養素が足りなくなっている場合があります。
普段から、筋肉を減らさないようにしたり、成長させるためには、タンパク質をしっかり摂りましょうと説明しています。
ですが、これだけでは栄養が足らずに〇〇が減っていってしまっている恐れがあります。
〇〇ってなんだと思いますか?
女性が特に注意しなければいけないものです。
答えはそう、「骨」です。
骨は、古い骨が壊され新しい骨がつくられる新陳代謝を繰り返しています。
壊される方が勝ってしまうと、骨粗鬆症になり背中が丸まったりして痛みの原因になります。
女性は特に骨が減りやすく、40歳以降は骨も鍛えるつもりでないと、歳をとってから骨粗鬆症になる可能性がとても高いので注意が必要です。
骨を強くするためにまず浮かぶのがカルシウムですね。
ですが、そのカルシウムを摂っても吸着されないと意味がありません。
カルシウム以外にも、特にマグネシウム、ビタミンD、タンパク質が重要です。
これ以外にもリン、ビタミンA、B、C、Kなどが必要です。
カルシウムとマグネシウムのバランスが大事で、カルシウム2、マグネシウム1くらいの割合で補給する必要があります。
40代、50代女性の一日のカルシウム必要摂取量は650mgくらいなのですが、ダイエット中に限らず摂取できていない人が多いと思います。
また、カルシウムを多くとろうと思って、牛乳でカルシウムを補給する方も多いのですが、カルシウムとマグネシウム割合が悪いため、逆にカルシウムを骨から失うという研究もあるので注意が必要です。
カルシウムが多い食品を単品でとるのではなく、バランスも考えて、吸収率を上げて食べたいですね。
マグネシウムは魚、果物、野菜、大豆、ナッツに多く含まれていますが、それでもカロリー制限をしている場合や、意識的にこれらを食べられていなければサプリが必要です。
マルチミネラルや、カルシウム&マグネシウム等のサプリで補給しましょう。
あともう一つ注意が必要です。
栄養が足りていても、骨にストレスをかけないと骨は弱くなっていきます。
一番いいのはウェイトトレーニングです!
ウェイトトレーニングとは、ダンベルや自分の体重を使って行ういわゆる筋トレのことです。
日常にかかる負荷以上のストレスを骨にかけることができます。
ただしやり方を間違えてしまうと、効果が無かったり関節を壊したりするのでウェイトトレーニングをする場合は、正しくできるようになるまで習った方がいいと思います。
その際は、なるべく中高年の体に詳しい経験豊富なトレーナーに相談してくださいね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます!