こんにちは。練馬区(NAS光が丘)・池袋(ジェクサー池袋)で活動中の40代以上のダイエット専門パーソナルトレーナーの小村です。
今回は、頑張っていてもそれでは痩せないよということを10個紹介します。
目次
①トレードオフができていない
トレードオフの概念を持っていますか?
ダイエットで一番影響がある要素です。
トレードオフとは、「何かを手に入れるためには何かを支払う必要がある」ということです。
ダイエットなら、食べる量を減らしたり、身体を使う時間を増やすことがこれに当たります。
当たり前のことなのに、一番大事なトレードオフからは目を背け、他の要素に目が行きがちです。
まずは、この概念を頭に染み込ませましょう。
②カロリーばかり気にしている
トレードオフはできていても、摂取カロリーを減らすことばかり考えていませんか?
カロリーの減らし過ぎは代謝も落とし過ぎてしまい体重が減らなくなります。
カロリーだけでなく、栄養バランスが大事です。
摂取カロリーは同じでも、栄養バランスを正すことで消費カロリーを上げることができるので痩せていきます。
たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、水を意識しましょう。
「高N/Cレート食」がオススメです。
③短期で大きく落とそうとしすぎ
よくある2ヶ月で−10キロなんていうのは、可能ではありますがリスクがとても大きいです。
①精神的な負担が大きく、終わったとたんに過食戻る。
②ホメオスタシスという生体反応により、元に戻す力が働く。
③筋肉が減るなどで代謝が落ちリバウンドする可能性が高い。
1ヶ月で落とすのは、最大で体重の5%を目安にしましょう。
60kgなら、マイナス3kgです。
体脂肪3kgは、約21000キロカロリーもマイナスにしないといけません。
3kgでも大変でしょ?
僕のオススメは1〜2kgです。
半年で6kg以上落ちます。6kgって、まるで別人に見えますよ。
しかも、ゆっくり落とした体重はリバウンドしずらいです。
④インスタにスイーツ
ダイエット中なのに、インスタにはスイーツがいっぱい。
なぜ?
トレードオフの概念を思い出してください。
⑤プロテインバーを積極的に食べている。
プロテインバーや、プロテイン入のスイーツを積極的に食べていませんか?
プロテインが入っていても、砂糖や添加物が多く入っている商品も多いので、原材料とカロリーを見て選んでくださいね。
残念ながら、企業はあなたの体型のことなんてこれっぽっちも考えていません。
売るためにプロテインを混ぜているだけという場合も多いのです。
⑥ダイエット商品のキャッチコピーに反応してしまう。
SNSや雑誌のキャッチーなプロモーションに反応していませんか?
「腹筋数万回と同じ効果」とか、「脂肪がスルッとストン」とか、うまいこと考えるな〜と思います(笑)
甘い言葉のものはインチキばかりなので、「え!?マジ!?気になる!」って、反応しないように。
⑦筋力トレーニングの内容が間違っている
インスタ見てると、「ダイエットのためにパーソナルトレーニングをはじめました!」
とか言って投稿されている動画を見かけるのですが、間違っているのがなんと多いことか。
トレーナーがついているのに、フォーム(形)を崩してまで無理やり重いの挙げさせているのもみかけますからね(怒怒怒)
めっちゃ重いウェイトでベンチプレスとかスクワットができたって別にダイエットと関係ないですよ(笑)
パーソナルトレーニングの「あるある」ですが、重いのを持ち上げさせることで満足感をださせるというのがあります。
重いバーベルとか挙げると、脳から報酬系のホルモンがドバドバでるので、すごく気持ちよくて中毒になるんです。
⑧有酸素運動ばかりしている
痩せようと思って、エアロビクスやジョギングや水泳ばかりやっていませんか?
ダイエットあるあるです。
最初のころはこれで痩せ始めますが、すぐに頭打ちになって、逆に太りやすい体質に変わってきます。
食べても痩せる体質にしたいなら、主運動は筋トレ、副運動は有酸素運動を行うことをオススメします。
⑨体重ばかり気にしている
体重は水や筋肉が減っても結構下がります。
体重だけでなく、体脂肪率と見た目を気にしましょう。
体重があまり変わらなくても、体脂肪率と見た目が大きく変わる人も多いですよ。
⑩自分のレベルに合っていないことをやっている
・周りがやっているからとか、有名人がおすすめしているからといって、それが自分に合っているとは限りません。
ハードにやればいいと思っている人も少なくありません。
自分のレベルより高い場合は、効果がないばかりか怪我や不調の原因になってしまいます。
おすすめは、いきなりハードに感じるものよりも、若干余裕が残るように継続して、楽に感じてきたら、徐々に負荷や回数を増やすようにしてみることです。
⑪無計画で思いつき
計画を立てずに、思いつきで朝食などを抜いて調整しようとするかたも多いです。
一時的に体重が下がっても、それはほとんど水分によるものです。
場合によっては、断食をやめると断食前より太ることもあります。
綺麗に痩せたい場合は断食はおすすめしないです。
⑫食べている量を把握できていない
「あまり食べていないのに太る」という方も多いです。
・主観的には食べていないつもりでも、いつの間にか口に何かをいれている。
・TVやスマホなどに夢中になっていて、満腹中枢が働かずいつの間にかたくさん食べている。
ということが多いです。
中には、全然食べていないと言いつつも、いつもカバンに飴が入っていたり、買い物かごにスイーツが沢山入っていたりというのを目撃しています(苦笑)
一度記録してみるのもいいですよ。
最後に
あなたはいくつ当てはまりましたか?
痩せないと悩んでいる方は、いくつか思い当たることがあるのではないでしょうか?
いきなり全部を改善することは大変だし長続きしないので、まずは一つずつ改善することにチャレンジしてみましょう!