こんにちは。練馬区(NAS光が丘)・池袋(ジェクサー池袋)で活動中の40代以上専門パーソナルトレーナーの小村です。
今回は、夜食べると太るのか? それとも、総摂取カロリーが少なければ関係ないのかの質問にお答えしまーす。
食べる時間と総摂取カロリーのどちらが大事?
本やメディアで、
①夕飯が遅くなる場合は、太りやすいので、少なくしたり食べない方がよい。
反対に、
②1日のトータル摂取カロリーがオーバーしていなければ、夜遅くに食べても太ることはない。
と言う相反する2つの理論を聞いたことあるかもしれません。
①は時間栄養学の理論
②はカロリー収支の理論
です。
あなたはどちらが本当だと思いますか?
結論からいうと、どちらも正解ですが優位性は人によります。
体質、食べた内容、就寝時間、睡眠の質、運動の内容などさまざまな要素があるので、みんな同じ結果になるわけはありませんね。
自分にあったのがどちらの方法なのか興味がある方はここからの解説をご覧ください。
①夜遅くに食べると太るという理由
「何を」「どれだけ食べるか」という事以外に、体内時計の働きを加味して「いつ」「どのように」食べるかの視点を加えた栄養学を時間栄養学といいます。
時間栄養学の理論では、夜遅くに糖質や脂っこいものを食べると太りやすいので、夕食は早い時間にたべましょうとされています。
夜の体は活動モードから休養モードに切り替わり代謝が落ちます。
代謝が落ちているときに食べ物が入ってくれば、エネルギーとして使われる分が減り、体脂肪が蓄積されやすくなるということですね。
②食べる時間は関係ないという理由
1日の消費カロリーを摂取カロリーを上回らなければ、何時に食べようと関係ないという理論もあります。
たとえば、あなたが起床から就寝までに1500キロカロリー使うとしましょう。
もしそれまでに夕食までに食べた量が1000キロカロリー分だったら、あと500キロカロリー分の余裕があるので夜に食べても大丈夫ということです。
結局どっちがおすすめなの?
じゃ、ダイエットの場合はどっちがおすすめなの?
ってことになると思いますが・・・
夜遅くに食べるのはやめた方が良いでしょう。
自分自身のダイエットでもレッスンでもその方が結果でてます。
理由は、カロリー管理を正確にやることは困難だからです。
実はあなたが思っている以上に、朝食と昼食で十分なカロリーをとっていることが多いんですよ(苦笑)
朝食と昼食で1000キロカロリーだから、夜遅くても500キロまではOKと思っていても、実際には朝も昼も夜も思ったより食べているケースが圧倒的に多いです。
夜遅くに食べないよう心掛けることで、日中の摂取カロリーもコントロールしやすくなります。
理想は、
①ざっくりでいいので、1日にどれくらい食べてよいのか、カロリー収支を把握しておく。
②さらに夕食は早めで、糖質を少なく、脂質は良質なものにして、タンパク質をしっかりとるという風にするのが一番結果でます。
③どうしても夜遅くになるなら、腹6分目を意識するとカロリーオーバーになる可能性が低くなります。
そんなの当たり前じゃん!って思われるかもしれませんが、当たり前のことをやることが一番大事(笑)
ダイエットするなら、総摂取カロリーを今よりも低くして、かつ、3食の割合を夕飯を少なくすれば効率よく痩せます!
最後に
どんな事象でもだいたい反対の研究データがあります。
研究者は、自分の理論が最強!ってアピールすることがあります。
もしくは、スポンサーが優位になるデータが出るように研究したり。
なので、1冊の本やテレビの情報で得たことが正しいと思うのではなく、その結果に対していろいろな角度から検証できるようになりましょう。
そうしないと、いろんなところで知らない内にだまされているかもしれませんよ。
おすすめは、沢山本を読むことです。
どんなことでも真逆のデータや意見があることがわかります。
「そんな時間がないよー」という方には、僕が得たいろんな情報を、長年の経験を加味してあなたに必要な情報をお伝えさせていただきましょう。
まるでエスプレッソにかけたようにあなたに必要なものをだけを抽出してお伝えさせていただきます。