こんにちは! NAS光が丘で活動中のパーソナルトレーナーの小村です。
ジムでお話を伺うと、長年プールで泳いでいるのに、全然痩せないという相談を受けます。
結論からいうと、それはダイエットの原理原則を理解していなからです。
水泳は、やり方次第でダイエットもできますよ!
具体的にお話していきましょう。
目次
まずは、ダイエットの原理原則を理解しましょう。
痩せたいなら、「摂取カロリー<消費カロリー」の状態を作らなければいけません。
これができていないと、何をしても痩せないのです。
若い選手なら、逆に消費カロリーが多すぎて食べまくらなければいけないのですが、中高年の体や運動量ではそうはいきません。
スイミングのメリットデメリットを理解しましょう。
メリット
・温度が低いところで活動をすると、脂肪を燃やして体温を上げようとする作用が起こる。
・長時間続けやすいので、脂肪を燃焼しやすい。
・太っている人でも、ジョギング等の陸上トレーニングよりも関節の負担が少ない。
・持久力が付くので疲れにくくなる。
・血流が上がり、肩こりなどの改善が期待できる。
デメリット
・終了後に、とてもお腹がすく。
・筋肉もよく燃やす。
・上達すると、エネルギー消費が減る。
メリットの恩恵よりも、デメリットの影響が大きい。
メリットが多いので、ダイエットに有効な気がするのですが、お腹がすくのでどうしても、運動で消費したカロリーを上回るくらい食べてしまいやすいです。
筋肉もよくもやすので、一時的に減量が上手くいっても、停滞期が長かったり、リバウンドしやすくなります。
また、泳ぎが上手くなるほど、楽して泳げるようになるので、エネルギーを使わなくなります。
スイミングでダイエットを成功するには?
ここまでをよく理解した上で取り組めば、スイミングはダイエットにも有効な手段となります。
筋トレの後に行う。
筋トレの後に行うことで、筋肉よりも脂肪が効率よく燃えてくれます。
また、終了後も脂肪が燃え続けるという効果もあります。
筋トレ中、水泳中には栄養を補給する。
ブドウ糖とアミノ酸を補給しながら行うことで、筋肉の分解を防ぎ、終了後の腹ペコ状態もコントロールできます。
私はアミノバリューや、プロテインゼリーを補給しています。
「カロリーをとったら運動の意味がないじゃん!」という方もいらっしゃるかと思いますが、過剰にとらなければ大丈夫です。
それよりも運動後の空腹を満たす欲求を起こさせない方が大事です。
終了後の空腹は、タンパク質を主に補給して満たす。
プロテインやお魚、ゆで卵などを食べましょう。
クッキーやお汁粉でお腹を満たす方も多いのでこれは絶対にNGです。
また、空腹に耐えていると、そのうち空腹が感じなくなる場合があると思います。
それは筋肉が糖に変わって血糖を補っているのでこれもNGです。
ダイエット目的なら、スイミングよりもっといい方法がある。
ここまでスイミングの説明してなんですが、もっといい方法があります。
それは、食事の改善と筋トレです。
ダイエット目的ならデメリットの部分がかなり足を引っ張るので、食事の改善と筋トレの組み合わせが一番楽で早く効果がでます。
太りにくい体質になるという効果も大きいです。
まとめ
スイミングでダイエットを成功させるには・・・
・ダイエットの原理原則を守る。
・筋トレの後に行う。
・栄養補給をしながら行う。
もっと効率よくダイエットをしたい方は、ご相談に乗りますよ♪