こんにちは! NAS光が丘、千葉スタジオエフ、エニタイム武蔵関で活動中のパーソナルトレーナー小村です。
母親との電話で、父親が高血糖で引っかかってしまったことを知りました。
トレーナーの身内が糖尿病になっては洒落にもなりません。
ただちに、食事指導をしに実家へ急行!
以前も、食事指導をしようと試みたことがあるのですが、私の父親は、典型的な団塊世代の元大手エリート社員。
息子のいうことなんて、聞きはしません
あきらめて母親任せにしていたのですが、さすがに今回は厳しく指導しました。
またもや、糖質について勘違いしている事例が。
先日このブログで、糖質と炭水化物の区別がついていない人がいるという話題を出したのですが、なんと自分の身内で・・・
あまりにも続くので、恥を忍んでシェアします。
どんな食事をしているのか、間食はどんなものを食べているのかなどを聞いていきます。
仕事でしている食事カウンセリングと同じです。
朝昼晩の3食は、結構気を付けている模様。
そして間食は・・・
でたー!!! 炭水化物のオンパレード!
私「これ、全部炭水化物じゃないか!」
父「甘いものは食べてないから、問題ない!」
と、全く自分に非があるとは思ってもいません。
父親は、「糖質=甘いもの」という勘違いをしていました。
「魚やナッツは体に良い」「麦芽は体に良い」という先入観もありました。
ここに写っている小魚&ナッツは、魚には水あめ、ナッツはバターが入っています。
小袋1つ36キロカロリーですが、量が少ないので、数を食べてしまいます。塵も積もればということです。
麦芽クラッカーも、小麦でできたクラッカーです。ばりばりの炭水化物です。
他のものも、全部炭水化物。
さらに、飲み物は、「アサイージュース」「高級人参ジュース」など。
体に良いと言われている「ジュース」です。
「ジュース」と名前がついているものは、どんなに良い栄養が入っていても、血糖を改善する人は控えなければいけません。
「健康飲料」というイメージって怖いです。
私「炭水化物は、糖+食物繊維のことだから、糖質と同じと考えて」
説明をしても、まだ納得いかない様子。
大企業を支えて、多くのエリートを部下に持っていた自信は、こんなところに悪影響を及ぼしています。
このプライドはすごく邪魔なのですが、しつこく説得しました。
母親もわかっていない部分もあったので、指導して父親を見張ってもらうことに。
お客様、身内、知り合いと、私の周りだけでもこれだけ勘違いしている人がいるということは、まだまだ世間には勘違いしている人は多そうです。
糖質制限がブームな世の中なのに、糖尿病患者が増えるわけです・・・
これまで聞いた勘違いの事例をご紹介。
・甘いものをやめて、せんべいやおかきを食べるようにした。
・和菓子をやめて、菓子パンにした。
・大福をやめて、干し柿にした。
・アイスをやめて、果物にした。
・パスタは糖質ではないと思っていた。
・クラムチャウダーは糖質ではないと思っていた。
・ナッツは糖質ではないと思っていた。
ありすぎて、書ききれません(苦笑)
我々は、どうしても自分に都合よく解釈してしまいがちです。
ちゃんと裏付けをとる癖をつけたいですね!