カウンセリング時に、「半年間ダイエットしてウエストが10cm以上減ったけど、お腹のたるみがなかなか消えない」という質問をいただきました。
過去には他の方からも、
・他の場所は引き締まったのに、お腹だけがたるんでいる。
・体脂肪率が30%→18%になったのに、お腹だけがたるんでいる。
・腹筋に縦線がでてきているのに、皮がたるんでいる。
などの質問をいただいています。
それだけお腹の引き締めは難しいということですね。
まずは、原因。
太っているときは、お腹がパンパンで皮膚が引き延ばされた状態です。
脂肪の代謝よりも皮膚の方が遅いので、脂肪が減った分皮膚との間に隙間ができます。
この分がたるみとなります。
短期間で大量の脂肪を落とすほど、このたるみは目立つようになります。
さらに40歳以降になると、皮膚のたるみは戻りにくいので大変です。
解決法は・・・
①筋力トレーニングをする。
②食事の改善をする。
③日常生活での意識改善。
④時間が必要と理解する。
が必要になります。
①筋トレの注意事項
お腹周りを引き締めたいからといって、腹筋運動ばかりではほぼ改善できません。
全身をまんべんなく鍛える必要があります。
特に、背中やお尻は筋肉のボリュームを付けるトレーニングを。
脚や腕は引き締めるトレーニングを選ぶ必要があります。
種目や回数などを間違えると逆効果ですのでご注意ください。
②食事の注意事項
ただカロリーを減らすだけではなく、バランスの良い食事が必要です。
僕が推奨するのは、高N/Cレートの食事です。
カラダ作りが上手くいかない人は、たんぱく質が少なすぎるので、体重の1.5~2倍は確保してください。
60キロなら、90~120gです。
よく勘違いしているのが、「肉を100g食べているから大丈夫」というのがあります。
100gの肉にあるタンパク質は10~20g程度です。
たんぱく源の量=タンパク質の量ではありませんから注意してください。
③日常生活での注意事項
意識的に、お腹を凹めて良い姿勢でいましょう。
お腹には骨がないので、腹筋に力をいれないと内臓を押さえることができません。
せっかく鍛えても使っていないと意味がないので注意です。
癖になれば、無意識でお腹が凹むようになりますよ。
また、睡眠が6時間を切るような生活も注意が必要です。
代謝機能が落ちるので睡眠不足はボディメイクの対敵になります。
④時間について
伸びている皮膚が縮むにはとても時間がかかります。
状況にもよりますが半年~1年以上かかる場合もあります。
その間に上記の方法を続けていれば綺麗になっていきますから諦めないでください。
最後に
まとめです。
お腹のたるみをやっつけるには、
①筋力トレーニングをする。
②食事の改善をする。
③日常生活での意識改善。
④時間が必要と理解する。
が必要になります。
それに加えて、ちょっとしたテクニックをお伝えします。
弛んだ皮の部分をパンツにしまって写真をとると、思ったよりいいボディバランスに見えます。
これを未来の自分と思うことで頑張ることができるはず。
個人的にオススメの方法です。
僕は練馬のNAS光が丘で活動していますので、自分一人では難しい方はお気軽にご相談くださいね。