ダイエット広告のいくら食べても太らないカラクリ

こんにちは。練馬区(NAS光が丘)・池袋(ジェクサー池袋)で活動中の40代以上のダイエット専門パーソナルトレーナーの小村です。

ダイエットをしようと決意し情報を調べていると「いくら食べても太らない」というワードが気になったことはありませんか?

なんだか奇跡のようなワードですが、実際はどうなのでしょうか?

結論からいうと、

「カロリーが極端に低いものでおなかいっぱいにさせる。」

というからくりです。

例えば、海藻や葉野菜でお腹いっぱいにしてから主食を少しといった感じです。

そりゃ確かに太りにくくはあるけど・・・

「いくら食べても太らない」ということは誇大広告だと思います。

「お腹いっぱい食べても太りにくい方法」とすれば嘘にはならないのですけどね。

そういうタイトルで引きつけようとする人って、お客さん少なくて集めるのに必死なんでしょうね(苦笑)

ということで、夢を壊すようですが、僕はダイエットの真実を書いていきます!

カロリーオーバーは必ず太る

ダイエットの方法として有効な手段として、

・カロリーが低い食材を選ぶ。
・吸収が遅い食材を選ぶ。
・血糖値の急上昇急下降を抑える。
・低糖質、低脂質、高たんぱくな料理にする。

などがありますが、どんな方法をとったとしても

吸収したカロリーが、使ったカロリーを上回ることを続ければ必ず太ります。

どんなにやせる食材や痩せる方法をとってもカロリーオーバーすれば太るということです。

例えば、オートミールや玄米がダイエット向きといっても、食べ過ぎれば痩せることはできません。

なので、ダイエットを始める方は、大前提として

「摂取カロリー<消費カロリー」

の状態にすることが必要とインプットしてください。

それが頭に無いといろんな情報に騙されます。

「摂取カロリー<消費カロリー」の本当の意味

この場合の摂取カロリーとは、口にいれたカロリーではなく消化吸収したカロリー(エネルギー)のことをいいます。

吸収を遅くしたり摂取カロリーを減らすには?

精製された炭水化物を減らす。

小麦、砂糖、白米などの白い炭水化物を減らしましょう。

脂(油)をへらす。

脂(油)は炭水化物や、タンパク質の倍以上のカロリーを持っています。

たんぱく質を増やす。

たんぱく質は、そのカロリーの30%くらいを消化にエネルギーを使います。

糖質や脂質は5%くらいです。

鶏肉、魚、たまご、大豆製品などが太りにくいといわれるのはこのためです。

食物繊維が多いものを増やす。

野菜や海藻を増やしましょう。

特に炭水化物の前に食べると効果的です。

野菜が嫌いな方は、イヌリンやイソマルトデキストリンを使うのも効果的です。

食べ物以外で消費カロリーを増やすには?

ニートを増やす。

ニートとは、運動以外の活動のことです。

階段を使うようにしたり、買い物で遠回りをしたりします。

座っている時間が短いほど痩せやすくなります。

ジョギングよりも早歩き。

ニートが増やせない方は、運動時間をつくる必要があります。

早歩きでウォーキンギグがおすすめです。

ジョギングのほうが消費カロリーが多いですが、太っていると膝や腰を痛めるのでおすすめしません。

筋トレをする。

食事を制限だけでダイエットをすると筋肉も減らします。

筋肉を減らしてしまうとリバウンドしてしまうので、筋トレでふせぎましょう。

リバウンド防止だけでなく、引き締まって見えるようになります。

同じ体重でも、筋トレをしたかどうかで、ダイエット後の姿は全然ちがうんですよ。

最後に

ダイエットは魅惑的なキャッチフレーズで引きつけようとする戦略がたくさんあります。

人間の身体の仕組みから反したことも、いかにも本当っぽく説明してくるので基本をしらないと騙されてしまいます。

ここに書いた基本をしっかり理解して、魅惑的なキャッチフレーズに飛びつかないようにしてくださいね。

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