こんにちは! NAS光が丘(練馬)、JEXER池袋で活動中のパーソナルトレーナーの小村です。
今回は、美しい背中のラインを作るトレーニングと、作れないトレーニングの違いについてお伝えします。
ジムに通うと、背中のトレーニングといえば、
上から引っ張る「ラットプルダウン」か、
前から引っ張る「シーテッドロウ」をオススメされると思います。
今回は、ラットプルダウンを解説します。
ラットプルダウンで鍛えたい筋肉を確認してみましょう。
・広背筋(背中全体)
・大円筋(肩甲骨の外側)
・菱形筋(肩甲骨の内側)
・上腕二頭筋(二の腕の力こぶの部分)
その他、補助に使われる筋肉が沢山あるのですが、主要なものでもいくつもの筋肉が動員されています。
上記の色がついている部分が、しっかり使えていることが、美しい背中をつくるポイントです。
次に、よくある間違いの例を挙げてみます。
・肩甲骨が正しく動いていない
・腕で引っ張っている
・体が丸まっている
・反動を使って体を前後に振っている
・後ろに引っ張っている
・手の幅が狭かったり、広すぎたりする
・指全体で強く握っている
・お腹に力が入っていない
・首の後ろに下ろしている
などが、多く見られるパターンです。
ジムでみていると、9割以上の方が、背中に効かないやり方で行っています。
「ジムで背中に下す様にならったよ!」
という方もおおいと思います。
昔からあるジムではそのやり方が浸透していますが、
それは、近代の研究では以下の理由により推奨されていません。
(※)ボディビルダーなどの、超本格的にカラダを作る人は、バリエーションとして取り入れます。
・自然な運動パターンではない
・広背筋への刺激が前に下した方が大きい
・頸椎に負担がかかる
・肩関節の腱板に負担がかかる
やり方はこちらにも書いたので参考にしてください。
正しいトレーニングで効率よく効果を得ましょう!