こんにちは! 練馬区(光が丘)・池袋で活動中のパーソナルトレーナーの小村です。
今日から家の屋根周りの補修がはじまりました。
足場を作るだけで丸一日。作業員の方達は大声を張り上げながら組み立てていました。
あの重いアンバランスなパイプを担ぐのって、
筋トレやってても容易じゃないんですよねぇ。さすがその道のプロと思いました。
さて、今日は、なぜ女性はムキムキにならないのかをお話します。
よく女性から「筋トレしてムキムキになりませんか?」という質問があります。
以前に書いた記事では、実際の例を取り上げましたが、今回はもう少し科学的な内容です。
目次
ホルモンの問題
女性には、筋肉を太くしたり脂肪を減らしたりする男性ホルモンが少ないです。
男性ですら、ムキムキになるのは大変なのです・・・
でも、女性でもムキムキになる方法はありますので下記を参考にしてください。
ムキムキになる方法をしっておけば、それを避ければいいだけですね!
引き締める為のトレーニングと、ムキムキになるトレーニングの違い
引き締めのトレーニング
筋肉が減ってはいけないという信号を脳に送るためと、たるんだ筋肉に張りをださせることが第一の目的です。
軽めの負荷で20回~30回前後が限界になるような重さをで行います。
同じ部位に対して、1~2種目くらい行います。
ある程度結果がでてきて、形にこだわりだすと種目数は増えます。
スピードは最初はゆっくり行います。
なれてきたら比較的早めにします。1秒で挙げて1秒で下げる感じです。
重量は、目的を達成したらそれを維持させます。
ムキムキにするトレーニング
10回前後が限界になるような重さを基本に、セットを重ね限界まで追い込む必要があります。
さらに、同じ部位に様々な種目で攻めなければいけません。
例えば、肩だけでも数種目行います。
そして、重量も適宜重くしていきます。
スピードは早く挙げるつもりで挙げて、ゆっくり下すのが基本です。
1~2秒であげて2~3秒でおろす感じです。
ムキムキにするやり方は、かなりいろんな方法があるので、ここでは割愛します。
引き締める食事と、ムキムキになる食事の違い
引き締めたい場合
摂取カロリー<消費カロリーにしなければいけません。
ただこれでは、筋肉が減ってしまうので、タンパク質はしっかりとるようにします。
体重×1.5~2gくらいを目安にします。50kgの人なら、75~100g摂取する必要があります。
ムキムキの場合
摂取カロリー>消費カロリーにしなければいけません。
カロリーをオーバーさせないと大きくならないんです。
タンパク質も、体重×2~3gを目安にします。
60kgの人なら、120g~180gです。
この量をとるには、食事以外にもプロテインを使ったり、おやつにササミとかシーチキンをもりもり食べないとかなり大変です。
どうですか?
ムキムキになるのがいかに大変かわかると思います(笑)
健康上は問題ないのか?
アスリートでも日本人でムキムキな人はほとんど見かけませんよね?
テニスの伊達さん、レスリングの選手などはムキムキですけど、
極限までトレーニングをして食事も完璧にしています。
健康というよりは競技パフォーマンスを優先にしています。
最近は腹筋女子とか言って、6パックに割れたお腹を披露している方もいますが、
体脂肪率が低すぎるので、あまり健康上はよくありません。かっこいいとは思いますが(笑)
40代なら20~22%くらいが美しさと健康を両方兼ねそろえた目安です。
それ以上下げると栄養などをさらに気を付けないと健康を損なう可能性があります。
女性でムキムキで健康と言っている方は、良質なサプリをとったりして沢山気を使ってます。
最後に
一人でやるのが不安なら、パーソナルトレーナーに頼りましょう。
理想のカラダが手に入るように指導しますのでその通りやっていただければ、ご心配なさらないでください(^^)